3話 事故の惨劇

ブログ | 2009/8/29 02:50
チョンソとテファの仲がミラとユリの虐めの対象となり、父のハンにまで誤解されてチョンソは家庭内でも孤立してしまっていた。

さらには、チョンソが熱を出した時に、うわごとでつぶやいていたソンジュの事を「お兄ちゃん」と呼び、それをテファは自分の事だと勘違いしてさらにソンジュへの思いを高ぶらせた。
テファは、チョンソが自分を好きなのだと思うようになり、学校に押し掛け「チョンソ、愛してる」などの紙を掲げたり、気持ちを過剰に押し付けるようになったテファにチョンソは困っていた。

やがて3年が経ち、チョンソは遂にソンジュの元へ行けるアメリカ留学を3日後に控えていた。

だがチョンソは、この3年の間自分を支えてくれたテファを、この冷たい家庭に残して行く事も正直心配だったのだ。
でもチョンソが男性として愛するのは、ソンジュ一人。
テファの事は、やはり兄としてしか見る事は出来ないのだ。

ソンジュへの想いを持ち続けていたのはチョンソだけではなく、ユリも同じだった。
ユリはソンジュの帰国にどうしてもチョンソをあわせる事が許せず、テファの気持ちを利用して何とか引きとめようとしたのだ。

そんなテファがチョンソに告白を告げている時、ソンジュからチョンソに電話が掛かって来る。
本当ならば、明日に帰国予定だったソンジュがチョンソを迎えに来る為に一日早く戻って来たのだ。

その電話で、チョンソは家から飛び出しソンジュの待つ元へタクシーに乗って向かう。

が、しかし。
チョンソとソンジュを会わせたくないユリは、父ハンの車の鍵を持ち出して車でチョンソを追いかける。

タクシーを降りたチョンソは、歩道橋の上から笑顔で手を振りソンジュを見つけて対向側に渡ろうと駆け出した。

その時、チョンソを見つけたユリは嫉妬心で車でチョンソを跳ねてしまう。
ユリは動揺しながらも、意識のないチョンソを後部座席に乗せて病院へと運ぶ。

ユリが丁度駆け込んだ病院では、大火事で負傷者が多数運ばれており救急室は大混乱していたのを利用し、たまたま顔の損傷が激しく身元確認が出来ない女性遺体がある事をかぎつけ、その遺体のポケットにチョンソの財布とネックレスをねじ込んで証拠隠滅をしてしまうのだった。

その頃、ソンジュは、事故現場に落ちていた海辺の家で撮った二人の写真を見つけて不安な気持ちに駆られていた。

ユリは、意識のないチョンソの始末を考え、実の父親であるピルスに処分を頼みに行くが、ユリを追いかけて来たテファにみつかってしまうのだった。


そして…
ソンジュはチャン理事から、チョンソが死んで病院の霊安室に運ばれたと聞かされ愕然としていた…

つい今さっき手を振っていたチョンソ。
そんな愛しいチョンソが死んだと聞かされて、ソンジュはなす術もなく、放心してその場に崩れ落ちてしまうのだった…
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2話 ソンジュの旅立ち

ブログ | 2009/8/5 03:09
ミラとユリの虐めが次第にエスカレートしていく中、チョンソはソンジュと一緒に留学するまで…と気丈に耐えていた。

しかし、ユリとミラの意地悪で、心待ちにしていた留学までもが延期されてしまうのだった。
結局、どうしても留学することが出来ずチョンソは絶望してしまう。


しかし二人は、ロッテワ-ルドのメリ-ゴ-ランドの前でお互いの気持ちを確かめ合い、ソンジュはチョンソに約束をした。


「チョンソ、僕が戻って来たら、この場所に家を借りて君にプレゼントするよ。悲しみもない、別れもない、苦しみもない世界。天国を…」


ソンジュはそう言って、メリーゴーランドに乗って天国に上ろうと言う再会の夢を打ち明けた。


だが、ソンジュが留学に旅立つ日に、ユリは見送りに行こうとするチョンソを屋根裏部屋に閉じ込めて、見送りに行けないようにしてしまう。

しかし偶然にも、屋根裏からの物音に気付いた義兄のテファが鍵を開けてくれたお陰で、チョンソはソンジュの見送りに間に合う事が出来た。

ほんの短い時間だが、ソンジュとチョンソはお互いの想いを確かめ合いながら、愛の証としてペアネックレスの片割れを互いの首にかけ合うと、ソンジュは留学へ旅立っていった。


だが、この日からさらにユリとミラの苛めはエスカレートし、チョンソが心待ちにしていたソンジュからの手紙も、一切届かなかった。
実は、ソンジュから届いた手紙はユリが全て勝手に読み、勝手にソンジュに返事を返していたのだ。


そんな中、テファの誕生日。
ミラとテファは大喧嘩になり、テファに突き飛ばされたミラは、ハンの大事にしていた壷を割ってしまう。

またまたそこに帰宅したハンに、ミラはその場にいたチョンソに「チョンソが割った」と嘘を付く。
しかし、テファは「俺が割った」と言って、チョンソをかばった。
それは孤独だったチョンソに、味方が現れた瞬間だった。

ミラはこの一件が気に入らず、実の息子であるテファを暖房のない寒く薄暗い屋根裏部屋に閉じ込めた。

そんなテファに対して、チョンソは、テファの絵の才能を認め励ましてくれる。
しかも、今まで誰からももらったことのなかった誕生日プレゼントをくれたのだ。
テファはそんな優しいチョンソに段々と惹かれていく。

そして遂にテファはチョンソに自分の気持ちを告げる。

「明日の写生大会にお前が絵の具を持ってきてくれれば、俺は絵を描く。お前も俺を好いてくれているものだと思う。」と愛の告白をしたのだった。
だが、チョンソにはテファの事は兄としてしか見られなかった。

そんな中、ユリはソンジュとチョンソの仲を裂く為に、新たな策略を練っているのだった…
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1話 孤独の始まり

ブログ | 2009/8/1 21:52
海辺で、ソンジュが静かにピアノを奏でる…
そのピアノと共に、ソンジュとチョンソの壮絶な愛の物語が幕を開けてゆく…

ソンジュとチョンソは、幼なじみで小さな頃から側に居て、悲しみと喜びと共に過ごしてきた。

実はチョンソの父ハン・スハ教授は建築家で母は病気で他界してしまったので、妻の遺骨を海に撒いて妻の側を離れたくないハンは海辺に家を建てチョンソと暮らしていた。

一方のソンジュの母ミン会長はグローバル百貨店の経営者だが、父は交通事故で他界してしまった。

だから2人はどんなに辛い時でもいつも励まし合っていた…
そしてそれは時が経つにつれ、2人は幼い恋心から、深い愛情で結ばれていく。
その愛情として、2人は将来一緒に留学をする約束をしていた。


そんな中、チョンソの父のハン教授は女優のテ・ミラとに恋に落ち再婚をする事に。

だが、テ・ミラには前夫ピルスとの間にテファとユリの2人の隠し子がいた。

ピルスが刑務所に5年間服役している間もミラは2人の子供とは会わず面倒も一切みていなかったほどの酷い母親だったので、当然子供は引き取る気が無かったが、ピルスから「マスコミに記事を流す」と脅され嫌々、2人の子供を引き取る事にした。


やがて新しい家族との生活が始まりチョンソとユリは同じ女子高の同じクラスに編入した。
その下校時、雨が降った学校までチョンソを迎えに来たソンジュにユリは一目惚れしてしまう。

そんな事を知らない、チョンソとソンジュはデ-トの別れ際にプレゼントを交換する。

ソンジュはリボンの付いた可愛い洋服をチョンソにプレゼント。
チョンソは一ヶ月を掛けて編んだ赤いニット帽をソンジュにプレゼントした。


チョンソは義母のミラとその連れ子であるテファ、ユリ兄妹と仲良くなろうとするが、何不自由ない幸せな生活を送っていたチョンソに対しユリは嫉妬して陰湿ないじめや嫌がらせに合うようなった。

ユリはソンジュからチョンソへプレゼントされた服を勝手に着たり、ソンジュに気に入られようと何でもチョンソの真似をするようになった。

はじめの内はチョンソをかばっていたミラだったが、次第に実の娘であるユリのいじめを容認し手を貸すようになってしまう。

だがチョンソは、どんなにいじめられても父には言わずにミラとユリの陰湿な虐めに耐え続けた。

そんなチョンソをソンジュはいつも心配し、気に掛けていたが、愛するソンジュだけには絶対心配を掛けたくない一心で、共に留学する日まで耐え続けることを決意して我慢していた。
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